こんにちは、更に季節が進んで今日も寒い1日ですね(>_<)
気付いた時にスクワットをして筋力アップで、寒さに負けない身体を目指しているさいとうです!
さて、11月8日、9日、10日に横浜戸塚で行われた「しあわせの経済フォーラム」。
これまで3回ほどブログにも書かせていただきましたが、
(やっと!)今日はフォーラムでお話しされていた内容の報告です。
当日資料の1ページなのですが、国際ジャーナリストの堤未果さんはじめすごく豪華なメンバーで、
「グローバルからローカルへ」「持続可能なコミュニティ」「森林農業とローカリゼーション」「アグロエコロジーとエコビレッジ」などとにかく興味深いキーワードが満載でした😍✨
が、11月10日のブログにも書いたのですが、
公務があったため私が戸塚に着いたのは最終日の15時!
ということで私はこの分科会に参加しました〜(^o^)/
経済とは本当はローカルなもののはずだけど、
お金、権力、経済全てが中央に集中している現在。
本来あるべき地域自立型エネルギーを考えるため、
日本各地で実際活動されている方々のお話しで、
司会は私の恩師でもある明治学院大学教授で、文化人類学者の辻信一さんでした。
大手電機メーカー退社ののち、地元岩手で牧場、森林経営をされている三田林太郎さん。
これまで限界集落再生プロジェクトなどに関わり、現在は山梨県北杜市で〝人が暮らすことでその場の自然環境、生態系がより豊かになる〟パーマカルチャーデザインを実践している四井真治さん。
世界中を旅しながら写真家として活動していたけれど、
3.11をきっかけに被災者支援をはじめ、ガソリンを必要としないバイオディーゼルカーを利用しながら持続可能な地域の環境作りを進めている山田周生さん。
気候変動に対し、再生エネルギーと水による地域循環型のエネルギーで立ち向かう江原春義さん。
山田さん、江原さんはエネルギーを自給しオフグリッドで生活しているとのことです。
グリッドとは電力会社の「送電網」のこと。
発電した電気を売電せず、自給するのがオフグリッドです。(参考https://style.nikkei.com/article/DGXMZO83691220W5A220C1000000/)
福島の原発が作っていたのは、東京で利用される電気でした。
現在あるシステムへの依存から脱却し、自分で使う電気は自分でまかなうということ。
自分でまかなえるだけの電力のなかで暮らすということ。
私たちはついつい便利なものとか、科学の発展とか最先端のIT技術に希望を見出しがちだけど、
実はそれが新たな依存を生み出していて、
より大きく、より速く、とグローバリゼーションが進んできました。
けれど私たちの目の前にあるのは、
気候変動問題とか、終わらない戦争とか、高い自殺率やうつで苦しむ人たち。
そうではなく、より小さく、よりゆっくり進むことで、色んな知恵を出し合ったり、助け合ったり、最低限のもので自分たちの豊かさを引き出すことに目を向けてみてはどうか。
暮らしの適正単位を自分たちで作っていくことは、
リスクを管理することでもあり、後悔しない生き方につながるのではないか、というがこの分科会のまとめとなりました。
本当にたくさんの方が話しに聞き入っていたし、
また様々な映画上映やマーケットなどもあり、
いろんなしあわせが詰まったフォーラムでした😊
普段当たり前と思ってる暮らしや経済について、
ちょっとだけ立ち止まって見直してみると、
新しい価値観や楽しみが見つかるかもしらません✨
ぜひ一緒に「しあわせの経済」考えてみませんか〜(^o^)/