こんにちは、さいとうです。快晴の朝でした！
昨日までのブログにもあるよう、休校措置に関して先週から私や家族、周囲はバタバタしており、羽生市議会においても説明等ありましたが、
3月議会は185億円の令和2年度の羽生市の予算が議案となっていますので（予算について進めていかないと、市の活動が全てストップしてしまいます😂）
議会では本日、それらに対する質疑を迎えました。
私自身議会の一員として、議会としてのチェック機能を果たしていくため、
予算に関し以下のような質疑をしました。
羽生市では基本計画におきまして、
政策1協働・文化、政策2子育て・教育、政策3 福祉・健康、政策4安全・安心、政策5 産業・雇用、政策6都市基盤、政策7生活環境、政策8行政経営となっていますので、
それに沿っての質疑となっています。
※あと私は都市民生委員会に所属しているので、それに関連した質疑（未就学児の子育て支援や障がい者福祉に関してなど）は出来ません。
まず政策１協働・文化に関し
１）岩瀬グローバルタウン構想には6億5000万円の予算がついており、岩瀬グローバルスクール事業については「特別の教育課程を編成」とあるが、通常の学校教育とはどう違うのか。また英語に重点を置いてほかの科目が減らされることはないのか。
（学校教育部長）岩瀬小は平成27年から文科省指定の英語特例校となっており、生活科や総合学習の時間を（1、2年生は22時間、3、4年生は35時間、5、6年生は70時間）英会話の時間に組み替えている。国際理解や英会話でのコミュニケーション能力が伸びていると考えている
しかし羽生市小・中学生は特に国語の学力が低く、令和元年度の埼玉県学力調査状況において、羽生市の中学3年生の国語の学力は、50市町村中50位という結果。グローバルスクール事業より優先すべきことがあるのでは、と思います
２）ALT（外国人の英語教師）全校常駐配置について5千7百８０万３千円の予算が計上されているが、ALTの授業によってほかの科目が減らされることはないのか。1クラス週何回のALTの授業を受けることになるのか、またALTを常駐させることで学力テストにおける英語の点数の目標値は。
（学校教育部長）ALTは8時15分から4時15分まで、最大5時間の授業を受け持つ。授業だけでなく課外活動にも参加してもらい、気軽にコミュニケーションをとることに意味がある。学力調査では平均点を目標とする
学力調査の結果で、中学生英語は書くことに関して7ポイントも平均を下回っており、5800万円かけてALTを常駐させて目標が平均点ということに疑問を感じます
政策2子育て・教育に関し
１）小中一貫教育の推進について、現在市内小学生の学力は県平均程度ですが、中学生の学力は県平均を大きく下回っている状態。小中一貫教育の推進に3万3千円の予算が計上されているが、この予算の中でどのような一貫教育を推進していくのか
（学校教育部長）この予算は年2回行われる小中合同委員会の研修費用
いわゆる中1ギャップで勉強についていけない生徒や、生活や環境の変化で不登校を生まないため、もっと予算をつけてしっかりした対策をしていくべきだと思います
２）GIGAスクール構想（GIGA = Global and Innovation Gateway for All 参考→文科省ホームページhttps://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm）について、今回は3億5千64万5000円の予算が計上されているが、総事業費とその2億円以上かかる高速大容量の通信ネットワークサービスについてメリットデメリットは？
（学校教育部長）総事業費は5億1368万円。メリットに関してはパソコンなどのデータ通信のスピードが上がる。デメリットは整備に時間がかかる
タブレットなどを使うに当たり教員の研修の問題、また5Gに関しては健康被害の危険性から導入実験を禁止する国や、欧米では規制も強化されていることについてもしっかり考えてほしい！
3）児童生徒介助員の配置について、介助員の人数は十分足りているのか、また介助員への研修と引継ぎの予定について
人数は29人で足りていると考える。3月、4月と夏休みに研修を行なっており、困難を抱える児童たちへの理解を広げている。引き継ぎに関しては担任、特別支援コーディネーターを通じて、組織的に、また個別にも支援体制を作っていく
しっかりよろしくお願いいたします！
その他に人権研修について、地産地消の推進と羽生産米飯給食について、
自主防災組織が活動しやすくするための予算について、新規就農支援について、ゴミ減量化運動についてなど質疑をしました。
明日は一般質問を行います。4番目なので、午後1時頃から始まるかな、と思います。
ぜひ中継などを見て、こんな時だからまちの政治についても考えてほしいです！
