さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

令和3年度3月議会報告その9-予算について-

こんにちは、羽生市議会議員のさいとうです。

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あっという間に桜が満開となりましたね^ ^

しかし3月19日に閉会した議会の報告は今回でその9となりましたが、なかなか終わりが見えません…(>_<)

引き続き羽生市の予算について、何にお金が遣われるのか報告していきますので、どうぞお付き合いよろしくお願いします!

前回は1協働・文化、2子育て・教育、3福祉・健康についての政策と予算をご紹介しましたが(▶︎令和3年度3月議会の報告その⑧ー羽生市の予算についてー - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

今日は4、安全・安心(いのちと暮らしをまもるまちをつくる)5、産業・雇用(活気と魅力あるまちをつくる)6、都市基盤(インフラを整え生活を支えるまちをつくる)7、生活環境(きれいで自然を感じるまちをつくる)についての予算をご紹介しますね。

まず4、安全・安心(いのちと暮らしをまもるまちをつくる)

 防災対策、消防・救急・救助体制の充実、地域医療、防犯対策、交通安全の推進などの項目です。

・防災備蓄品の整備 335万円

・雨水浸水対策の推進(小松台調整池、排水ポンプの工事)7425万円

・中川改修事業の促進(県の事業に協力し早期完成を目指す)2062万円

・新郷消防センターの整備 4450万円

消防団装備品の強化(保安帽や胴つき長靴など) 312万円

・防犯灯の維持管理(LED防犯灯の維持管理と新設工事)2441万円

・交通安全啓発運動の推進(参加団体による街頭キャンペーンなどの実施)147万円 等

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防犯、防災には日常の備えが大切です。消防職員さんや消防団員さんなど、いざという時のために準備をしてくださっている方々のことを忘れてはいけません。

同時に今の羽生市には何が必要で何が必要ではないのか、また自分にできる事は何なのかを考えていくことも重要だと思います。

5、産業・雇用(活気と魅力あるまちをつくる)

農業・商工業・観光の振興、勤労者支援、雇用の促進、企業誘致の促進、シティプロモーションの推進など

・ほ場整備事業の推進(農業生産効率向上のため)3863万円

・新規就農者支援事業 279万円

中心市街地活性化事業の推進(空き店舗対策、商店街プロジェクト)355万円

・創業支援の推進 438万円

・観光交流人口100万人を目指す取り組み(観光農園、キャラクターさみっとの開催)1400万円

観光協会事業の推進(羽生市観光協会との連携、夏祭り、菊花大会、いすー1グランプリなど)3150万円

利根川を生かした事業の推進(スカイスポーツ公園の管理)8万円

藍染振興事業の推進 45万円

・岩瀬土地区画整理事業の整備促進 5億7761万円 等

この「産業・雇用」の予算に関しては多くの質問と反対意見が出ました。コロナ禍で多くの人が生活の負担が大きくなっている中で、観光協会への補助金を増やすことや羽生の観光事業を推進していくことが本当に今必要なのか?羽生市の予算は皆さんの税金であり、配分についてももっとみんなで考えていくべきだと思います。

6、都市基盤(インフラを整え生活を支えるまちをつくる)

市街地等の整備、道路の整備、移動手段の確保、上下水道の整備、公園・緑地の整備

市営住宅の管理運営 1318万円

・幹線道路網の整備促進(主要幹線や地区要望の道路の整備)2億3645万円

・通学路の安全対策 5000万円

・あいあいバスの運行 2376万円

上水道の老朽管更新 1億2368万円

上水道の排水管の整備 1億5588万円

・公園の維持管理(自治会と協力し除草等)543万円

生活するにはインフラ(都市基盤)維持が不可欠で、道路の整備や上水道の老朽管の更新にももちろん大きなお金が掛かります。通学路にも5000万円も予算がついてるのか!と感じるかもしれませんが、地区に配分されるので身近に感じるのは難しいかもしれません。やはり一人一人が地区の活動に参加したり、情報にアクセスしたり、公共物を大事にしていくことが無駄なお金をつかわないことになると思います。

7、生活環境(きれいで自然を感じるまちをつくる)

下水道の整備、ごみ処理、環境保全の推進、空き家空き地対策の推進

・下水道管きょの整備維持 3億1495万円

・水質浄化センター及び中継ポンプ場運転管理 1億2593万円

・清掃センターの維持管理(焼却設備の改修や修繕)1億5700万円

・ごみ処理と処理体制の強化(可燃ごみの回収、不燃物の処分など)3億2326万円

・資源ごみ分別および収集業務(自治体と協力して資源化の促進)6894万円

地球温暖化対策の推進(下村君の太陽光発電施設の運用)399万円

・汚泥再生処理センターの管理運営 1億9955万円 等

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ひとの暮らしとごみは切っても切ることができません…!

私たちが毎日出しているごみを回収したり処分したりすることに、なんと毎年5億5千万円以上かかってるんですよ…❗️もちろんごみが増えれば増えるほど、さらに多くのお金が掛かります。ごみを減らすことは、地球温暖化対策だけでなく、まちの予算のスリム化にもつながります。みなさんの心掛けが大切です、ご協力お願いいたします‼️

政策8、行政経営(健全な経営で自律するまちをつくる)

危機管理の充実、持続可能な財政運営、開かれた市政の運営、行政経営の効率化

・市民への情報提供(防災無線、J-アラート、ホームページ、メール配信サービス等)2199万円

・市民相談の推進(法律相談、消費生活相談、結構相談、心配事相談、女性相談など)934万円

・市民アンケートの実施 42万円

・移住促進のためのPR冊子の作成 23万円

マイナンバーカードの普及促進 695万円

・証明書等のコンビニ交付サービスの運用 611万円 等

 

以上、羽生市の当初予算の概要(▶︎https://www.city.hanyu.lg.jp/docs/2021021900016/file_contents/R3gaiyou.pdf)のご紹介でした。

子育て支援とか学校の給食や福祉に関しては、市の予算が使われていることは実感しやすいけど、

水道管の維持とか、道路の整備とか、ゴミの処理にもこんなにお金が掛かっているなんて、中々想像できないですよね💦

そんな訳で私たちの毎日の暮らしと本当に密接に関わっている羽生市の予算。

ぜひ今後とも興味をもってどんな使われ方をしていくなか、しっかり見張っていってくださいね( ̄^ ̄)ゞ