さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

いすみ市の有機米給食についての勉強会

こんにちは、羽生市議のさいとう万紀子です。

先日よしかわ市民ネットワーク主催の「食と農とまちづくり」講座にオンラインて参加しました。(→よしかわ市民ネットワーク: 連続講座「食と農とまちづくり」

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テーマはいすみ市有機米給食について】ということで、

いすみ市農林課職員の鮫田晋さん(→(フロントランナー)千葉県いすみ市職員・鮫田晋さん 人々巻き込み有機米で給食:朝日新聞デジタル)のお話しを直接聞くことができ、非常に勉強になりました‼️

主催してくださったよしかわ市民ネットの皆さまどうもありがとうございます✨

千葉県いすみ市は、房総半島南東部に位置する人口約3万8千人のまちですが、2018年から全国で初めて、全13小中学校で有機米を給食で提供しています。

給食、全て有機米に 全国初、いすみ市が実現 | 千葉日報オンライン

いすみ市内の学校給食米は全量、農薬・化学肥料不使用のいすみっこになります – いすみっこ

元々いすみ市は、羽生市や他の地方都市と同じように、高齢化による耕作放棄地の増加で、米価も下落、そして景観の悪化やコミュニティの衰退と、問題が山積みだったそうです。

そこで環境と経済の両立を目指す、公民協働のまちづくりを進めていこうと、

2012年に「自然と共生する里づくり協議会」が設立され、最初は農林課の鮫田さんとたった3軒の農家さんで無農薬栽培の田んぼづくりを始めたとのこと。

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地域活性化や食の安全志向、生物多様性などの観点から、いすみ市の農林課だけでなく農協や県とも連携し、有機農家を育成していくことで生産量は年々増加。

そして無農薬のお米を作ったならば、誰よりも地域の子どもたちに安全安心なお米を食べてもらいたいということで、いすみ市小中学校給食での提供に繋がったそうです。いいな‼️

もちろん羽生市でも地産地消の給食を進めていますし(→給食センターに行ってきました - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり)、羽生にも無農薬でお米を生産されてる方々がいらっしゃり、以下ような取り組みも行われています。

羽生米クラブが田植え体験交流会を実施しました - 埼玉県

私自身もこの体験会には参加したことがありますが、子どもと一緒に田んぼに入ることができてとても気持ち良かったです!(そしてこの羽生米を購入し、いただいてます🍙❗️)

給食で有機米や無農薬野菜を活用するためには、生産者や市役所の取り組みも重要ですが、地域や保護者の理解や声も同じくらい大切だなあと思います。

子どもたちのために、私たち自身のまちづくりのためにも、ぜひ一緒に給食について考えていけたらいいなあた思います。

ぜひご意見くださいね(^o^)/

さいとう万紀子 makikosaito@outlook.jp