おはようございます、羽生市議のさいとう万紀子です。暑い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか^ ^
夏休みといえば読書感想文の思い出が、という方も多いと思います。
私はもともと本好きで、10代20代のころはひたすら小説を読んでいたのですが、最近は仕事柄?硬派な新書(最近だと宇野重規さんの「民主主義とは何か」、井出英策さんの「財政から読みとく日本社会」、斉藤幸平さんの「人新世の『資本論』」、伊藤亜沙さんの「『利他』とは何か」などなど…硬い!!)、
が多いのですが、先日これは…!という本に出会いました✨
梨木香歩さんの「ほんとうのリーダーのみつけかた」(岩波書店)です。
梨木さんといえば映画化もされた「西の魔女が死んだ」や、「からくりからくさ」「沼地のある森をぬけて」など中高生向けの著作も多く、私も大好きな作家さんなのですが、
この「ほんとうのリーダーのみつけかた」も、若い世代の方へ向けた講演が基になっています。
この本は「群れというもの」「あなたのなかのリーダー」「チーム・自分」という3つの章からなっているのですが、扉を開くと
『非常時というかけ声のもと、みんなとおなじでなくてはいけないという圧力が強くなっています。息苦しさが増すなかで、強そうな人の意見に流されてしまうことって、ありませんか?でも、あなたがいちばん耳を傾けるべき存在は、じつは、もっと身近なところにいるのです。あなたの最強のチームをつくるために、そのひとを探しに出かけよう。』
とあります。
3つの章はそれぞれ10ページ程度で、本当にすぐ読めるけど、どれもとっても心にぐさぐさ刺さって、私は子どもたちにもぜひと思い、読み聞かせをしました。
「ほんとうのリーダー」とは一体だれなのか?!
ぜひ夏休みのお供に読んでみてくださいね!