さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

運動会や卒業式に議員は必要?!議会改革のはなし①

こんにちは、羽生市議会のさいとう万紀子です。主婦だった私が、はにゅう市民ネットのみんなと選挙に挑戦し、おかげさまで無事当選。2019年4月から羽生市議会議員となり、3年目となりました。

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(当選証書を受け取った当時の写真)

2019年に議員となったときは、議会の世界や議員の仕事に関してほとんど知識がなく、初めてのことに本当に驚くばかりでした。

国会中継を見たことがある方は感じたことがあるかもしれませんが、なんか浮世離れしてるというか。

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(なんとも重厚な?羽生市の議場)

規模は違いますが、市議会でも同じように慣例や多くのしきたりなど、3年目の現在もまだまだ慣れないことも多くあります。

例えば議会を進める(運営する)には多くの、本当に多くの原則や規則があったり、発言するにも、書類を提出するにも、なにかを決めるまでにも、そこにはたくさんの過程が必要で、それはもちろんは議会が「最終決定機関」であるゆえの重みもありますが、やはり「これは本当に必要なことなのだろうか?」と考える場面もあります。

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(『議員必携』という本の目次)

また羽生市議会では随分前になくなりましたが、議員は報酬のほかに議会に出席するだけでもらえる「費用弁償」というお金があったり(例えば埼玉県議会では距離に応じて1日あたり6000円から1万200円が支払われています)、

羽生市議会でもやっと明文化されましたが、これまでは出産での欠席であっても、その理由は「事故のため」とされてしまったり、

(▶︎令和3年6月議会その⑧ー出産規定の明記ー - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

とにかく時代に合っていない、アップデートされていない部分が「議会」にはまだたくさんあるといえます。

そこで、全国多くの自治体では、議会をいまの社会に合ったものにしていくために「議会改革」なる取り組みが行われていて、

改革がどの程度進んでいるのか、むしろ進んでいないのかを評価する「議会改革度ランキング」なるものまであるんです!

▶︎議会改革調査部会 - 早稲田大学マニフェスト研究所|議会改革、選挙事務改革、人材マネジメント

▶︎http://www.maniken.jp/gikai/2020tyousahoukoku.pdf

ちなみにこの議会改革度ランキング、羽生市議会は2019年度940位(1433団体中)!ということで、しっかり議会改革に取り組んでいかねばならぬ状況です^^;

次回はその議会改革の中身について記していきますね。


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