さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

予算について考えよう❗️

こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。みなさんはどんな羽生市に住みたいですか?

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明日2/22から令和4年度3月議会が始まります。毎年3月議会は、1年間の予算を決めるとっても大切な議会なのですが、ぜひ皆さまに予算について知ってもらえたらなと思います^ ^

だって予算のほとんどは市民の皆さんの税金です❗️

なのでみんなが予算に口を出す権利があるし、多くの方が納得して予算が使われることが大切だと思います。

税金の使い道として、どんな事業にどのくらいお金を掛けるのか、または掛けないのか、どんな事業を新しく始めるのか、または止めるのかなど、予算は羽生市のまちづくりで何を優先していくのかの大きな指標になるものです。

子育て支援、教育環境の向上、道路整備、観光政策、福祉の充実、企業誘致、コミュニティの充実、農業振興、防災対策…皆さんはなにが大切で、何にお金をたくさん掛けたいと思いますか?

とはいえ、羽生に住む一人ひとりの年齢や考え方、家庭や職場の環境、健康状態だけでなく、何を大切に思っているかは大きく違うので、全ての人が納得できる予算を作ることは難しいと思います。けれどそれに折り合いをつけるために議会があって、予算についての疑問をぶつける「質疑」を行うのが私たち議員です。

羽生市の1年間の予算、どのくらいだかご存知でしょうか?令和4年度の一般会計予算は

185億円!

で過去最大の予算額となっています。やはりその中で1番割合が大きいのは、医療費や介護費、子育て支援を含む「民生費」(40.7%)で、その次がこれまでの借金返済のための「公債費」(10.9%)、その次が財政管理や税金の徴収のための「総務費」(10%)、ついで道路や区画整備のための「土木費」(9.5%)となっています。ちなみに土木費には、岩瀬地区の区画整備への補助金7億5000万円❗️も含まれています。

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羽生市の令和4年度の歳出構成比)

私は子育て当事者議員であり、未来への投資という意味でも、教育環境を整えることがすごく大切だと考えていますが、羽生市の教育費の割合は8.2%(他市と比べて低めです)。

その教育費の中で、今年度は先生方の負担を減らすための校務員さんの配置予算(589万円)が増えたり、医療的ケア児のための看護師さんが配置されることになったり(79万円)と、環境面での向上も見受けられますが、残念ながら給食の日数が減ってしまったことや、学校のトイレが汚いこと、要望の多いスクールカウンセラーや、学習支援員さん(1864万円)の予算が増えることはありませんでした。

今年の教育費の中で増加していたのが、羽生市が力を入れている英語力向上のためのALT(ネイティブの英語教諭)の全校常駐配置予算(6318万円)です。昨年より約500万円増えています。私の周りでも、ALTの先生方の授業は好評だし、英語が好きになったようだという声も聞きますが、限られた予算の中で何を優先すべきなのか?ということは、もっとたくさんの人と考えなければいけないと思います。

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▶︎https://www.city.hanyu.lg.jp/docs/2021032900036/file_contents/0304.pdfより

参考までに、これは昨年の羽生市の予算です。みなさんはこれらの使い道、どう思われますか?何を優先すべきと考えるか、ぜひご意見お待ちしています^ ^