こんにちは、羽生市議会議員はにゅう市民ネットのさいとう万紀子です。昨年度の9月議会で、老朽化した公立保育所を集約して新しい施設を作る、という報告をこのブログでしたことを覚えてらっしゃるでしょうか？
▶︎公立保育所の視察と5.6億円の再編予算ー令和5年度9月議会⑩ー - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり
新しい施設の予算が、定員65名の保育所でなんと5億6000万円！！ということで、「高すぎでは？！」と大きな反響があり、羽生市議会としても
①保育所新設工事に関して、設計を十分に精査・見直しを行い、羽生市の財政状況にあった設計にすること
②新設保育所の開園まで、入札や工事に関して議会にしっかり報告すること
③市内公立保育所の公平な環境整備に努めること
という提案を市側に行いました。
▶︎保育所新設工事予算への附帯決議ー令和5年度9月議会11ー - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり
はい、そしてそれから約4か月。この保育所新設工事の予算がどうなったかということを、今回ご報告していきます(￣^￣)ゞ
まず改めてですが、今回計画されている第6、第7保育所ともに、設立から40年以上経過しており、老朽化も著しいことから、集約して新しい施設を作ることには賛成の立場です。
しかし、最初に提案された5億6000万という金額は、羽生市の財政状況にそぐわず、また保育所の設計や様々な設備（空調や冷暖房、家具やフローリング等）、また外構に関しても少し豪華すぎる内容で、他の公立保育所との公平性も保たれません。議会として「保育所新設工事に関して、設計を十分に精査・見直しを行い、羽生市の財政状況にあった設計にすること」と提案したことで、
改めて市としても予算の見直しを行った結果「フローリングの仕様の変更、床暖房機器の見直し、厨房機器は新品ではなく現在のものを活用する」と修正され、予算は6100万円の減、当初5億6000万だった金額は4億9900万円となったと報告を受けました。
（岩瀬地区にある新しい保育所新設予定地）
最初に述べたよう、２つの公立保育所の集約には賛成ですし、子どもたちが安心して過ごすことのできる施設にすることが何より大切です。同時に議員として、市の財政を鑑みた上で現在の羽生市に必要なことを考え、また羽生に住む皆さんの声を市の政策に反映することも大きな仕事です。
今回は議会として「おかしいのでは？」と提案したことで、予算の見直しが行われたことは、とても大きな意義があったと思っています。
新しい保育所に関しては、今後もまた報告していく予定ですし、ぜひ皆さんにも公共施設の集約や羽生市の財政、またまちづくりについて関心を持っていただけると嬉しいです！
▶︎齋藤万紀子 lit.link(リットリンク)（さいとうのFacebook、Instagram、メールアドレスなどはこちらから）
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