さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

いまだから考えたい暮らしと政治のこと

休校3日目ですね…

私は未就学児と小2の子どもがいるので、多くの保護者がそうだと思いますが、

ママ友たちや学校役員のママたちとグループラインを作っていたり、

フェイスブックでもたくさんの保護者の皆さんと繋がっているので、

色んな子どもたちの状況や、仕事を休めない保護者の声、

小さい子どもたちと家の中だけで1人で苦しい思いをしているママの声など、

様々な声が届いています。

今回の休校の措置に関し、もちろん新型コロナウイルスの拡大防止は重要なことだし、

この政策に対して批判ばかりで感染拡大を招くことがあっては絶対ならないし、

けれどこのことで沢山の会社や働く人が経済的な損失を抱えていたり、

そして私たちは何より、休校措置で1番被害を被っているのは、

学ぶ場を奪われてしまった子どもたちだと、いうことを忘れてはいけないと思います。

現在私は市議会議員という立場で、選挙で選ばれまちづくりに関わっていますが、

いつもは政治なんて関係ない、選挙なんて行っても何も変わらないと、投票に行かない人も多いと思います。

私自身そうだったけど、けれどいざっていう時(まさに今のような緊急事態に政府によって私たちの生活が大きく変更を強いられているとき!)に、自分たちの暮らしは政治や行政と本当に密接に関わっていることに気付くんですよね。(私の場合、2歳と5歳の子を抱え、夫が突然難病となったことがキッカケでした)

今回の休校に関しても、政府からはあくまで要請であり、強制力はありません(といってもほぼほぼ背くことは出来ないと思いますが😂)、

小中学校を運営しているのは各自治体なので、ゆえに自治体ごとに、休校開始日や低学年で留守番できない児童への対応、登校日や給食の有無、特別支援学校に関してなど、対応が違うんですよね。

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「希望者は学校で自習、給食も提供」とする自治体も。全国臨時休校めぐり、つくば市や千葉市が独自の対応(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース

これはハフポストの記事ですが、千葉市熊谷市長はいち早く低学年と特別支援学校、そしてどうしても休めない保護者への支援を表明したり、

またつくば市の五十嵐市長は、希望者には給食も提供したりと独自の取り組みを決定しました。

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埼玉県でも、低学年への学校での受け入れや、特別支援学校は通常通り開校したりという判断は、本当にありがたいなと思います。

しかし↑上の記事を読むと、それ以外の多くの自治体では低学年の学校預かりがなかったり、

特別支援学校も閉鎖しているということです。

今回の休校に関して、27日6時半頃に速報が入り、

その瞬間から羽生市の措置は?学童は?保育園は?保護者は仕事休めるの?小さい子は留守番?支援学級や支援学校も?給食どうなるの?など、自分自身のことなので本当にたくさんの?だらけでとにかく私はパニックでした。

自分なりに情報収集し、市役所でも大変だろうと28日の朝一に行ったら…

案外静か😂‼️ 議員は私しか来てないし‼️

何が言いたいかというと、やはり当事者かそうでないかで温度差がものすごいんです。

もちろん私も、例えば上下水道のことや区画整理のこととか、都市計画とか、

言うなれば子ども関係以外のことは分からないことも多いし、しっかり勉強しているかというとあまり出来ているとは言えません。

何が言いたいかというと、やはり自分を代弁してくれる政治家をもっとしっかり選ばなければいけないということ。

羽生市議会は、14人中女性、そして未就学児と小学生の子育てをしてる議員は、私1人しかいません。

明らかに今回のことで声を上げるには私1人じゃ足りないし、

(もちろん他の議員も上げてないわけではないですが、残念ながら当事者ではありません)

学ぶ場を奪われた子どもたちへの配慮や権利を、もっともっと本当は要求すべきなんです!

もちろんとにかく今が大変で、感染が早く終息するのを祈り協力するばかりなのですが、

こんなときだからこそ、実は毎日の暮らしこそが政治だということを考えてもらえたらと思います。

最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました。

市議会議員として、子どもたちのため、未来のためにこれからもしっかり取り組んでいきます。