こんにちは、さいとうです。
前々回「子どもの権利条約を踏まえた教育について」一般質問した原稿をブログに載せました。
現在、自分に対し「価値がない」と否定的な日本の子どもたち。将来に対する希望の低さも際立っており、「孤独を感じる」と応えた子どもの割合は、OECD加盟国25か国中突出して高くなっています。
また社会全体では減少傾向の自殺者数も10代20代では増加し続けていること。
それゆえ、現在の人権教育ではなく子どもの声を聞くために、「子どもの権利条約」を学ぶべきではないのか、という内容で
1、「子どもの権利条約」についてどう考えているか
2、これまで「子どもの権利」に関して教職員向けの研修は行ったことがあるか
3、羽生市が「人権教育の推進」で行っている活動について
4、「子どもの権利条約」について子どもとともに考える場を設ける必要があると考えるが羽生市の方針は
と、「子どもの権利条約に関して」現在の羽生市の状況について教育委員会に質問しました。
が、残念ながら全ての質問において、「羽生市で行なっている人権教育について」の答えが返ってきました。
例えば
2、これまで「子どもの権利」に関して教職員向けの研修は行ったことがあるか
に対して
(学校教育部長)羽生市では子どもの権利条約の趣旨に沿った様々な研修に取り組んでいます。「羽生市人権教育研修会」では人権作文の発表と、人権に関する講演会の実施により、人権意識を高めています。また今年で44年目を迎える「羽生市人権教育研究集会」でもそれぞれの学校、PTAにおける人権教育の推進を図っています。
また3、羽生市が「人権教育の推進」で行っている活動については
(学校教育部長)全ての小中学校に「人権教育推進委員会」を設置し、人権教育の推進に取り組んでいます。人権標語や人権作文の作成、「思いやり」をテーマにした道徳の授業の実施、「いじめに関するアンケートや人権アンケートの実施」などです。
ということでした…。ちなみに羽生市の人権方針は
羽生市子ども子育て支援計画https://www.city.hanyu.lg.jp/docs/2014120400020/file_contents/plan.pdf
第2期羽生市教育振興基本計画
https://www.city.hanyu.lg.jp/docs/2014062400027/file_contents/kyouikusinkoukeikaku-2.pdf
羽生市人権教育基本方針
もちろん全て読んだのですが、残念ながら子どもの視点にたった施策は見つけられませんでした。
どういうことかというと、「人権問題の解決」「身近な差別や偏見」「情報モラル」など、
規範として子どもたちに求めている(義務としている)ものばかりで、子ども自身の権利には触れてないんです。
子どもの権利条約を学ぶことで、それぞれが自分の意見を言いやすくなったり、
またみんなで意見の調整していくなかで共に成長したり、
困った、とか辛い、と吐き出せたり、みんな一緒じゃなくて、みんな違っていいんだよ、ということを学ぶことに意味があり、
実際そのような子どもの目線に立った「子ども条約」を策定している自治体も各地にあります。
ちなみにしっかり声を出した子どもたち✨
→突然の一斉休校、大人たちは説明して 中学生が署名提出 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
大人はしっかり応えなきゃいけないなと思います!
子どもの権利条約は大人も学ぶべきもの。
まだまだ新人1年目で実力も説得力もないので、
しっかり学んでいきながら、この子どもの権利条約に関しての取り組みは、今後の議員生活の課題としていきたいと思います‼️
どうぞご意見などよろしくお願いいたします😊
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