さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

ちょうど1年、いざという時のために。

おはようございます、羽生市議のさいとう万紀子です。

桜が散ったと思ったら、あっという間に緑が眩しい季節になりましたね。

自然はいつもと同じように移り変わっているけど、日本はまだ緊急事態宣言の中にあり、私たちは非日常の中にあると言えると思います。

そんな中、先日19日の日曜日は東京都目黒区の区長選挙がありました。

選挙が始まったのは都内で感染者が急増した時期と重なり、街頭演説や集会といった恒例の風景は見られず、

投票率も過去最低になるのでは、と関係者の間でも話が出ていたそうです。

けれど蓋を開けると、前回の投票率を大幅に上回った。

「家にいる時間が長くなり、家族で政治のことを話す機会が増えた」

「危機管理ができて、感染終息後の展望を持った人に投票した」

などという有権者の言葉がありました。(2020.4.20読売新聞より)

もちろん候補者としては市民の顔が見えないとか、こんな時期に選挙なんてという声もあるし、感染が怖くて投票所に行きたくない、という市民の声もあると思います。

けれどこのような非日常の時だから、やはり国によって、県によって、市町村によって対応に大きな差があり、例えば残念ながら日本の感染対策は、G7の中で最低の支持率となっています。

感染対策の国民支持、日本が最低 G7対象の仏紙調査で3月に続き

新型コロナ対応の「優等生」は「台湾・韓国・ドイツ」:日経ビジネス電子版

また以前のブログでも書きましたが(→いまだから考えたい暮らしと政治のこと - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり)、自治体によって感染対策、経済対策に差があるし、

私としては休校によって子どもたちへの学びの場の提供、精神的身体的繋がりを保つための対応に、自治体は大きな責任があると考えています(これについてはまた近日中に報告します)。

ところで私はラジオが大好きで、特にTBSラジオの「たまむすび」という番組が好きなんですが、

パーソナリティの赤江珠緒さんの感染が確認されたとニュースにもなっていますが(本当に早い回復をお祈りしております)

赤江さんは検査結果が出る前に、番組内で自身の経験を踏まえて事前に考えておいた方がよいことを6つに分けて紹介してくれました。(→https://grapee.jp/814035

全て大切だと思うのでぜひ読んで欲しいのですが、その中で「両親が陽性だった場合、子供の面倒は誰が見るのかを考える」という項目があり、

これはまさに、私が市議会議員に立候補したきっかけでもあることでした。

私の場合は夫が突然の病気で倒れ、そのまま1年以上の入院となり、パート主婦だった私にとって、とにかく家賃も入院費も払うお金がない、福祉の申請の仕方も分からない、そして子どもを誰に預けて病院へ行けばいいのか(当時2歳と5歳でした)などという本当に様々な問題に直面、

いざという時に支え合えるまちづくりが必要、という思いからの立候補でした。

赤江さんのように、「いざ」というときは本当に突然きます。

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Daily Life is a matter of Politics!

つまり生活は政治ってことを、市民ネットワークではスローガンとしていますが、

こういう時ほど本当にその通りだと思います。

ぜひこういう時だから、暮らしについて考えると、それは絶対政治に繋がります。

自分たちはなにをすべきなのか、と一緒に、どういう対策ならよかったのか、を一緒に考え、最善に繋げるために、ともに行動を起こしてもらえたらと思います。

その具体的な行動については次回記していきたいのですが、

奇しくも一年前の今日は、前日の選挙結果を受け当選証書をいただいた日です。

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本当ーーーーに、まだまだ勉強中であり、今回もなにが出来ているのか、と問われると返答に窮します。

けれどとにかく市民の声を聞くこと、そして市民の声を議会に届け、暮らしと政治をつなげられるような存在になれるよう、

日々考え行動していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします!

 

齋藤万紀子