こんにちは、さいとうです。今日は夕方、虹が出ていているよーと、子どもたちに教えてもらいました^ ^
基本的にいいお天気でしたが、stay home!で今日はzoomでの会議に参加しました。
なんの会議かというと、埼玉県市民ネットワークの県議、市議(計6名プラス事務局)で、各自治体の対応などについて確認したり、県ネットの今後などについて考えたり。
羽生市だけでなく、いろんなまちの対応について知ることができて非常に参考になったし、
埼玉県ネットでは一昨年から除染土の再利用に反対の活動をしていたので、
先日ブログでも報告したよう(→最近嬉しかったことについて - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり)再利用が先送りになったことを(一先ず)みんなで喜びました。
この除染土に関し、環境省はほとんど再利用を決定していたのですが、
先送りになったきっかけが「パブリックコメント」と言われています。
パブリックコメントとは、公的な機関が規則あるいは命令などの類のものを制定しようとするときに、広く公に(=パブリック)、意見・情報・改善案など(=コメント)を求める手続きをいう。公的な機関が規則などを定める前に、その影響が及ぶ対象者などの意見を事前に聴取し、その結果を反映させることによって、よりよい行政を目指すものである。通称パブコメ。(ウィキペディアより)
なんとふた月で3千件近いパブコメが寄せられ、そのほとんどが「説明不足」などの反対意見だったそうです。
さて、このパブリックコメント、もちろんどの自治体でも実施されていて、羽生市でも最近子ども・子育て支援事業計画についてや地域災害計画、自殺対策計画についてのパブコメが募集されていました(→パブリックコメントとは❓ - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり)
その中で、羽生市の「第2期子ども子育て支援事業計画」について、肢体不自由児・者かぞくの会の友人たちがパブコメを提出してくれ、私も少しだけその時サポートさせていただいたので、許可をもらった上で報告させてもらいます。
車椅子を利用したり、ハンディのある子どもたちが通う特別支援学校は、このあたりだと熊谷や宮代にあり、基本的には児童生徒はバスで通学しています。
住んでいるのは羽生だけど、学校は別の地域にあるので、なかなか地元の学校とのつながりが持てなかったり、地域の情報が入ってこなかったり、という保護者の方の心配は、これまでも多く聞くことがありました。
またほとんどの子は車椅子などを利用しながらも地元の保育園に通っていたけど、成長して同じように地元の小学校に通うことを望んでも(色んな可能性に繋がるし、健常の子にとっても多様性や様々な権利、また配慮を学ぶことやそして互いの成長につながると私は考えていますが)、それは中々かないません。
今回、羽生市の子ども子育て支援計画事業に関して提出されたパブコメに対して、市が結果を発表しました→第2期羽生市子ども・子育て支援事業計画(案)パブリック・コメント意見募集結果 | 羽生市
結果として市の計画案のまま進むということで、保護者たちが提出したパブコメが具体的に反映されることはなかったですが(市としては既に書いてある、ということだと思いますが)
けれど子育てする保護者はこういう風に考えていて、こんなことを望んでいる、という意見を市に伝えられたこと、そしてパブコメという形でその一歩を踏み出したことは、
すごーく意義のあることだと私は思います。
昨日のブログにも書きましたが、日々の暮らしは行政や政治と非常に密接に関わっています。
選挙に行くだけでなく自分たちの生活に関して自分たちの意見をしっかり伝えること、
そして自分たちの暮らしをしっかり自治していくことは、
いざ、という時だけでなく自分たちの暮らしやすい日常に確実に繋がると思います。
非日常の今だからこそ、自治体の対応の差も見えてくることが多いと思うし、こうあるべきでは?という風に考えることも多いと思います。
そのためにはどうしたらいいのか?
その一歩のためにも、パブリックコメント、ぜひみなさんもチャレンジしてみてくださいね(^o^)/