さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

〈こども・子育て〉一般質問!ー令和5年度3月議会②ー

こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。3月に入り、卒園式や卒業式も近づいてきましたね。また、あちこちで梅の花河津桜を見掛けるようにもなりました。

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こどもたちには色んな場所でより花開いて欲しいなあという気持ちと、そして大人として、まちとして、こどもたちをよりサポートする体制や支援を拡充していくために、3月2日の一般質問ひとつ目は「こども家庭庁設置に伴う今後のこども・子育て支援について行いました!以下少し長いのですが、読んでいただけると嬉しいです^ ^

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2023年4月、こどもの最善の利益を第一に、こどもの視点に立った当事者目線の政策を強力に 進めていくことを目指し「こども家庭庁」が発足します。 こども家庭庁は、こどもに関する取り組みや政策を社会の真ん中に据え、こどもの視点で、こども を取り巻くあらゆる環境を視野に入れ、こどもの権利を保障し、だれひとり取り残さない、子どもたちの健やかな成長を社会全体で後押しすることを目的とした機関とされています。 「こどもが社会の中心なんておかしいのではないか」そう感じる方もいるかもしれません。けれど現 在の日本は、出生率は過去最低で少子化が進んでいるにも関わらず、児童虐待通知やこどもの 自死は増え続け、悲しいことに 10 代から30代の死因の一位は「自死」が続く状況です。また不登校の児童生徒数は令和4年度に24万人超と過去最多となり、様々な調査で、日本のこどもたちの 幸福度や自己肯定感が非常に低いということも明らかになっています。昨日も、昨年のこどもの自殺が過去最多となったとの報道がありました。

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(2023年3月1日読売新聞より。一部加工しています)

私たち大人ひとり一人が、いまの日本は子育てしにくい社会、こどもが生きづらい社会であるという現実を、責任をもって考えなければいけない時がきています。

このような社会状況を背景とし発足するこども家庭庁は、現在厚生労働省が担当している妊娠相 談や妊産婦支援、子育て支援保育所、母子保健、内閣府が担当している児童手当や子ども食 堂、認定こども園、学習支援の場、文科省が担当しているいじめや不登校、そして消費者庁が担 当しているこどもの安全から警察庁担当の非行等の問題まで、妊娠前からこどもが18歳を過ぎる まで、こどもと家庭の福祉・保健その他の支援、こどもの権利利益の擁護等を一元化し、切れ目ない包括的支援を行うための組織であり、国の「こどもまんなか社会」実現への意欲を強く感じる機関となっています。

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▶︎https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku/pdf/kihon_housin_gaiyou.pdfより
しかし、こども政策の具体的な実施を中心的に担っているのは自治であり、羽生市においても 令和5年度一般会計予算の提案理由に子育て支援を市の最重点施策として取り組む」という文言があり、非常に心強く感じているところですが、より「子育てしやすい羽生」「こどもが笑顔で暮らせる 羽生」について、今後さらに当事者目線の政策に取り組むことが求められています。改めてこども・ 子育て支援について全庁的に考えていくべきではないかとの思いから、1点目は、こども家庭庁の設置伴う、今後の羽生市のこども・子育て施策に関する方針について市長にお伺いします。
2点目は、こども・子育て支援の拡充と体制強化についてです。こども家庭庁の設置に伴う自治体 向けの調査で、こども政策の司令塔部局・総合調整部局を設置している自治体は全体の約3割、 こども家庭庁の設置にあわせ組織改編を検討する自治体が約2割、こども政策に係る関係部局を 集めた会議を実施している自治体は全体の約7割との結果が報告されました。こども家庭庁の基本姿勢は、①こどもの視点・子育て当事者の視点②NPOをはじめとする市民社会との積極的な対話・連携・協働、そして③「地方自治体との連携強化」があげられており、羽生市でも改めて政策全般をこども目線でとらえなおし、総合的に政策を推進する体制の構築の必要性を感じます。羽生市では、今後どのようにこども・子育て支援を拡充していくのか、また組織改編等を含む体制強化の可能性についてもお伺いします。

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3点目は、現在と今後の具体的な取り組みについてです。 こども家庭庁の発足の背景には、子どもたちや子育て環境を取り巻く数多くの問題があり、今後その解決に向け、当事者、また関係者が緊密に連携し、情報を共有して取り組んでいくことが重要です。そこで一つ目は、羽生市では現在、こども政策に係る関係部局を集めた会議や連携がどのよ うに行われているのか、行われているのであればその内容と開催頻度、会議の責任者についてお 聞きします。また今後、子育て支援こども食堂などを行う NPO などの関係者を含めた連携につ いてお伺いします。 二つ目は、こども家庭庁は「こどもの視点・子育て当事者の視点」を基本姿勢としていますが、羽生市では現在、どのようにこども・子育て当事者のニーズを把握し、またどのように政策に反映し ているのか。また今後は、それらをどのように発展させていく予定なのかお伺いし、以上1項目目 の質問といたします。
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最後まで読んでいただきありがとうございました😊 羽生市からの回答は、また次回報告していきます!

▶︎齋藤万紀子 lit.link(リットリンク)

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