さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

行政職員、教育現場の皆さまへ

こんばんは、羽生市議会議員はにゅう市民ネットのさいとう万紀子です。昨日11/7の埼玉新聞は、一面に「子どもの居場所強化」、社会面には「フリースクール 議論呼ぶ」という、子どもに関する2つの記事が大きく掲載されていました。

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(ともに11/7埼玉新聞、一部加工しています)

一面の子どもの居場所に関しては、子ども食堂やフードパントリーの運営を支えるプラットフォームについて、事業に対する補助金を開始。子どもの居場所に対する県民ニーズに対応するため、24年度までに県内に800箇所まで増やすことを目的としている、という内容でした。 

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羽生市桑崎にある羽生の杜「みんなの食堂」)

社会面の記事は、滋賀県東近江市の小椋市長が不登校対策を話し合う場で「フリースクールは国家の根幹を崩してしまうことになりかねない」と発言したことに関するもの。

▶︎滋賀 東近江市長 フリースクールめぐる発言 謝罪も撤回はせず | NHK | 滋賀県

この市長の発言に関しては、「社会の変化に追いついてない」という声が多いと同時に、「関心のなかった人も巻き込んで考えるきっかけになった」とも書かれていました。

どちらも、現在子どもたちが置かれている状況ゆえのその対応に関する内容ですが、文科省の22年度調査によると、小中学校で30日以上欠席した不登校の児童生徒は、前年度比22.1%増の29万9048人と過去最多となり、「子どもの居場所」「フリースクール」に関しては、誰もが自分ごととして考えるべき課題となっていると思います。

羽生市でも、年間30日以上欠席した児童生徒は令和3年には93名と、その人数は5年間で約1.5倍となっていることが明らかになっており、全く他人事ではありません。

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▶︎会議録表示(令和5年度3月議会さいとうの一般質問より)

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11日に自主上映する、「ゆめパのじかん」の舞台となっている川崎市子ども夢パークは、日本で初めて子どもの権利条例が制定された川崎市にある、公設民営の「子どもの居場所」であり、学校に通えない子どもたちが過ごす「フリースペース」です。ゆめパで遊び、学び、必死に悩み、考える、そんなこどもたちの姿を見ることで、ぜひ一緒にこれからの羽生市の「子どもの居場所」「地域で子育てをする」ということを考えていけたらと強く願います。

今回の「ゆめパのじかん」は、お陰様で多くの保護者の方々はもちろん、保育の現場の方や、主任児童委員の方々、学習支援員や相談員の方々、そして議員からも申し込みをいただいております。

ぜひ!子どもたちに1番近い教育現場の皆さまや、まちづくりの要である行政職員の皆さまに一緒に観ていただけると、本当に心強いなあと思っております‼️

▶︎2023年11月11日(土)ゆめぱのじかんin はにゅう 上映会申し込みフォーム

お申込みをお待ちしております🙏✨

※もし既に申し込まれてる関係者の方がいたら大変申し訳ありません

羽生市の一大イベント「キャラクターさみっと」と図らずも同日開催となってしまいましたが、上映はさみっと終了後の15時半回もあるのでご安心ください