さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

【休校中の過ごし方についてのアンケート】提出してきました その2(6.22追記)

今日は梅雨らしいお天気ですね☔️

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色んな場所で紫陽花が綺麗で、つい写真をたくさん撮ってしまいます📷

さて昨日は、市民ネットで行った「休校中の過ごし方についてのアンケート」の回答263件を、

市民ネットのみんなで羽生市教育委員会へ提出してきました。

アンケートの質問項目は7つ、

① お子さんの年齢は(選択)

② お子さんの体調について教えてください(選択)

③ 休校中、家庭では予定や目標をたて、学習や運動ができましたか(選択)

④ 学校再開にあたり、どのように感じていますか(選択)

⑤ 再開後、学校に求めたいこと(選択)

⑥ 休校中の学校の対応についてか、再開に向けて要望があれば教えてください(自由記述)

コロナウイルスに関し、第二波第三波がきた場合の対応として、市や学校に要望があれば教えてください(自由記述)

詳しい回答については前回のブログで報告しましたが、

質問⑥の「休校中の学校の対応について」に関しては、

本当にたくさんのご意見が寄せられました。

その中でも特に多かった意見が、家庭と学校のコミュニケーションについてと、各学校による対応の違いについてです。

一部アンケートに寄せられた回答をご紹介すると、

◯担任の先生から電話で、本人と話をする機会が欲しかったと思います。

◯ "休校中、電話でも良いから、もっと生徒一人一人に連絡を取って、家庭の状況を把握して欲しいと思いま した。子どもや家庭を思う気持ちはあったのかも知れませんし、大変だった事は分かりますが、先生方の 気持ちは見えませんでした。

◯ なぜ同じ市内でも、登校日があったり無かったりするのか?授業がある学校と比べ、宿題のみの学校と は、現時点で格差が出ている。 

学校によって対応の違いに驚いた。家庭での学習や生活について状況の把握せず、どうやって休暇後、 学校生活を進めるのか? 3 ヶ月間一度も宿題の提出がなく、こどもの学習状況がわかるのか。

学校側からアクセスを増やして欲しい。先生、生徒の間で何かの方法でやりとりするなど、休校中でも学 校を身近に感じられるように。子どもの心のケアに繋がると思う。

◯登校日があったり、家庭訪問を兼ねて先生が課題を取りに来たり、その学校ごとにやり方が 違ったので、力を入れている学校とそこまでではない学校と差があったのが、疑問に思う所がありました。 他の市では市内全小学校、足並みを揃えている所もあったので、もう少し羽生市でも足並みを揃えていた だきいと思いました。

学校との繋がりが他校よりも少ない。

学校との繋がりがなく、対応が悪いと感じた。

私自身小学生の保護者なので、休校中は同じように学校と家庭のつながりが少ないと感じていて、児童生徒の状況を把握してほしいという要望書も提出しました。(→休校中の学校と子どもたちのつながりについて - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

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今回のアンケートの目的は

① 新型コロナウィルス感染拡大防止の措置による休校の長期化、子どもたちの 学習環境や生活環境への影響、不安の声を具体的に把握する。 ② 保護者が感じている課題について整理し、その解決策を考える。 ③ 学校再開後の子どもたちへの対応に活かしてもらう。

ということだったので、昨日はアンケート提出とともに、教育委員会の川島部長、蓮見先生、辻先生と意見交換もさせてもらいました。

私たち保護者が伝えたのが、学校と教育委員会と保護者が連携し、コミュニケーションをもっととっていきたいということ。

また、もっと学校から情報を発信してほしいということ。

そしてぜひ子どもや保護者の声を聞いてほしいということです。

休校中の3ヶ月間、特に3月4月は全く学校と双方向の連絡を取ることが全くできず、

学校は何をしているのか、子どもが心配ではないのか、とすごくやきもきもしました。

これは決して私たちだけが感じていることや、羽生市だけの問題ではなく、全国的に同じような状況があったようです。

【休校中の宿題問題(2)】学校、教育行政は保護者の不満、不信にもう少し向き合ってほしい(妹尾昌俊) - 個人 - Yahoo!ニュース

【休校中の宿題問題(3)】保護者の不満、不信はなぜ高まったのか、コミュニケーションロス、宿題の質(妹尾昌俊) - 個人 - Yahoo!ニュース

前回のブログで、今後の第二波第三波についての対応については

「すぐ休校にしてほしい」「できるだけ学校を続けてほしい」という、全く逆の意見がそれぞれ寄せられたことを書きました。

休校中の登校日の有無に関しても、行われた学校、中止となった学校があり、納得出来ない保護者も多かったようですが、

「なぜその結論に至ったのか」という過程を、学校としてしっかり保護者に伝えたり、情報を発信してもらえると、意見の違う保護者も納得しやすい、いうこともお伝えしました。

もちろん今回の新型コロナウイルスは突然のことで、

平時の学校行政はセキュリティや児童生徒のプライバシーを守ることが重要であり、

学校ホームページやzoomなどの活用もすぐにはできない環境だったということです。

けれど昨日の意見交換の中で、今後は学校としての思いを届けられる体制にしていくこと、またコミュニケーションの方法も考えていくことを約束してくださいました。

色々な制約もあるかもしれませんが、学校と家庭と教育委員会で、

子どもたちの笑顔のために、また学びの環境をさらに改善していくために、

ぜひ今後とも協力していけたらと思います‼️

教育委員会の皆さま、お世話になりました😊✨今後ともよろしくお願いいたします。

追記 

公立学校のICT環境についての分かりやすい記事がありました。

あー!学校ってそういう状況だったのか!|世田谷公教育ICT利活用を考える会|note

やはり休校中のコミュニケーション不足全国で起こっていることであり、もちろん各自治体でできることはやるべきだけど、県や国が率先して環境を整えていく必要がありますね。

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