こんにちは、はにゅう市民ネットの市議会議員さいとう万紀子です。
昨日は行田市で行われた、第3回目となる羽生市と行田市の新しい清掃センターに関する会議の傍聴に行ってきました!
地域の清掃センターとひと口に言っても、2つの自治体が合同で行う非常に大きい事業なので、今回も報道関係者の方がいらっしゃっていました(本日9.30の埼玉新聞に記事が関連掲載されています)
会議では、今後のスケジュールについて確認されたとともに、「プラスチックを可燃ゴミとする」と前回の会議で決定した事項について、改めて確認もありました。
羽生市は現在プラスチックは燃えないゴミとして分別されており、可燃ゴミとすることでの温室効果ガスが排出されてしまうことの懸念を、前回の会議後にこのブログでも記しました。
▶︎清掃センターに関する会議を傍聴してきました - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり
その後、羽生市だけでなく行田市の担当職員さんともしっかりお話しさせていただき、今回の〈プラスチックゴミを可燃ゴミとする〉と決定した背景を聞いてきましたので報告していきますね^ ^
プラスチックのリサイクルには上の図のように3種類あり、6月に成立した国の法律(プラスチック資源循環促進法)はマテリアルリサイクルを推進しようとしているのですが、
◯羽生市と行田市の今の時点では、マテリアルリサイクルするための状況や環境が整っていないこと、
◯令和9年度から清掃センターを稼働させるために今年度中に地域計画を国に提出する必要があること、
◯熱回収という形でリサーマルリサイクルをしっかり行うこと、
◯国の動向を確認しながらその都度しっかり対応していくこと、
などの理由から〈プラスチックゴミを可燃ゴミとする〉と決定したとのことでした。
ゴミの処理は私たちの日常生活に絶対欠かせないことであり、お互い古い施設を抱える羽生市と行田市にとって、清掃センターをとにかく早く共同整備することは非常に重大なことです。
プラスチックの処理方法に関していまはまだ過渡期にあり、「プラスチックゴミを可燃ゴミとする」との決定に関して懸念がないと言ったら嘘になりますが、今後国の方針などを確認しながらしっかり対応していく、と職員さんたちと真摯なお話ができたことは、本当に良かったと思います(なんと行田市職員さんとは、2時間近くプラスチック処理について熱くお話をしてきました!)
プラスチックも燃やせるゴミなら楽でいいね〜という声や、分別も少ないほうがいいよね、という声も届いております。
が!
なぜプラスチックの処理がそんなに問題なのか?!さいとうは何をぐちぐち言っているのか?!それは次回に続きます!
暮らしと密接に関わっていることなので、ぜひお子さんと一緒に読んでもらえると嬉しいです(^o^)/
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました😊